バルアール・デル・プリンセップ(王子の城壁)の上という比類なきロケーションの当ホテルの命名は、かつてこの城壁の建造を監修した王子、そして後にスペイン国王になられたフェリペ2世にあやかりました。これほどふさわしい名前は他にありません。この豪華なブティックスタイルホテルは、内装、建築や雰囲気などに息づく正統なマヨルカ様式を保持しており、マヨルカに深く根差す家系として誇らしく思っております。
古代ローマ時代、イスラム支配時代、そして中世、町の中はギルドごとに区域化されていました。エス・プリンセップは地元の皮なめし職人エリアに位置しています。実際、現在ホテルが建っている場所の地盤からは、昔動物の皮を加工するのに使われていた古い道具が発見されました。このような素晴らしい発掘品は、今は芸術品として展示され、中世パルマの唯一の痕跡でもあります。
パルマ・デ・マヨルカは、紀元前123年にローマ人によって築かれ、かつては頑強に要塞化された町でした。11世紀、町がローマ時代の壁の外側へと広がっていった際、現在「カスコ・アンティグオ(旧市街地)」の名で知られている地域をぐるりと囲む新しい壁が造られました。過去にいくつも存在した城壁の中で現在残っているのは、バルアール・デ・サン・ペレとバルアール・デル・プリンセップだけです。それだけでなく、印象的なバルアール・デル・プリンセップは、過去の時代のストイックな思い出であり、文字通り私たちの玄関の敷居の位置にあるのです。
キラキラしたパルマ湾と歴史ある町の城壁が窓から眺められる、このエレガントなエス・プリンセップは、他に類を見ない環境であると同時に、パルマの市街地を探索するのにうってつけの完璧な立地です。
町の象徴である大聖堂、シックなブティック、画廊、昔からの迷路のような通りなどがホテルのすぐ近くにあり、パルマの魔法の虜になりたいあなたにとって、エス・プリンセップは理想の場所です。
素敵なカクテルが作れるバーテンダー(受賞歴あり)から、いつもお客様に最高のおススメをオファーできるよう準備している笑顔のレセプショ二ストまで、私たちスタッフ一同は、あなたの滞在が心地よいだけでなく、本当に忘れがたい経験を楽しんでいただけるよう情熱を注ぎます。
私たちのポリシーはシンプルです。私たちの目標は、自分の家のように感じていただくべく、親切で居心地の良い贅沢をお客様に提供すること。(生粋のマヨルカ産の)家族経営のホテルとして、私たちのこの美しい島へ、そして、ディテールへのこだわりと質の高いサービスを優先する当5ツ星ホテルへのお越しを、誇りを持って歓迎いたします。